Daimblog

40代オタゲイの平凡な日常を書いていきます。

ようやくコンプ

この前NHKでドラマ化もされた藤子・F・不二雄先生の短編作品を文庫でコンプリートした。

・SF短篇集(中公文庫コミック版) 全4巻

・異色短編集(小学館文庫) 全4巻

・少年SF短編集(小学館コロコロ文庫) 全2巻

ブックオフなどを定期的に調べてちょいちょい買い足してたんだけど、この前偶然ラスト2巻を見つけ即買いw

ドラえもんやQちゃんなどの連載作品もいいけど、一話完結で読みやすく、作品ごとに世界観も様々でときにはかなりシュールなものもある短編が好き。

ウィキによると厳密にはコンプではなく、未収録作が10本ほどあるとのことだが、単行本・文庫・全集など形式によって収録構成が異なり、その10本だけを買うことは不可能なので自分としてはこれでコンプリート認定とする。 

 

お気に入りの話をいくつか。

【分岐点】終電間際に公園をあるく男。嫉妬が激しく、浮気を疑い続けている妻のいる家に帰りたくないのだった。そんなときに出会った「やりなおしコンサルタント」を名乗る男。彼は人生の分岐点をやり直すことを提案して...。(「異色短編集」2巻に収録)

 

【恋人製造法】同じクラスの女の子に想いを寄せながらも告白できないでいる少年の前に現れた宇宙人。空腹を満たしてあげたお礼にコピー人間(クローン)をつくる道具を少年に渡して去っていった。できた彼女は見た目は学生だが中身は赤ん坊で...。(「少年SF短編集」1巻に収録)

 

【耳太郎】小学生の耳太郎は、漫画を書くのが好きな友達3人と廃事務所で創作活動をしていた。あるとき頭に浮かんできたのは人の心が聞こえるテレパシーが使える少年が主人公の「テレパスくん」という話。すると耳太郎自身もテレパシーが使えるようになり...。(「SF短篇集」3巻に収録)

 

NHKのドラマ割とおもしろかったから、6月にBSでやった回も地上波で放送してくれないかなー?