Daimblog

40代オタゲイの平凡な日常を書いていきます。

80分泣かされっぱなし

先日「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」を見てきた。コミックスを全巻持っていて、これまで4期にわたり放送されたアニメもすべて視聴済くらい好きな作品。

新宿で上映している映画館を調べたら大手3館すべてで、どれもそれなりに大きいスクリーンという力の入れよう。

 

今回はアニメ4期の続き、春高の3回戦となる烏野高校対音駒高校の試合を描くもの。冒頭から翔陽と研磨の最初の出会いの回想シーンからの試合開始前の猫又監督の「ただ少しだけこの試合を楽しみにしてる人間が多いだけだ」で号泣。まだ試合始まってないのにw

 

今作は試合中いたるところで、過去の回想シーンが流れる。最初の練習試合、東京での合同合宿。その中での様々な出来事がこの試合につながってくる描写に、涙腺は崩壊しっぱなしw

翔陽と研磨、翔陽と犬岡、翔陽とリエーフ、黒尾さんとツッキー、影山と研磨、のやっさんと夜久さん、龍と虎(ナイスネーミング)、猫又監督と烏養元監督。翔陽はさすが主人公だから多いけど、ハイキューはいろんな人同士にちゃんとエピソードがあるのがいい!

 

ラストの主題歌はSPYAIRのオレンジ。SPYAIRといえばアニメ1期のOPを担当したまさにアニメハイキューを印象付けたグループ。その後も2期のOP、4期のEDも担当した彼らの新曲はやっぱりファンとしては込み上げてくるものがあった。

 

今回の映画は82分でアニメにすると約4話弱。実際のバレーの試合とほぼ同じ時間の82分間でつくったらしいが、回想シーンや試合前後の描写もあるし、コミックスだと約3巻分を82分で描いているので、最初は「けっこう端折られているのではないか?」と思っていた。で、いざ見終わってみると物足りなさはなく、充足感がすごかった。家に帰ってさっそくコミックスを見返してみたら、多少は端折られていたもののほぼすべて描かれていた。ハイキューならではのスピード感のある試合をハイテンポな描写でまとめていたからか?

 

入場者特典の33.5巻「音駒番外編!!」もすごい豪華だった。全127ページで、試合後の音駒を描く16ページの描き下ろし漫画に加え、キャラクター一人ひとりの紹介ページに描き下ろしラクガキ、さらには322話「俺の勝ち」のネーム付き。

パンフレットが完売で買えなかったのは残念だったけど、そろそろ再入荷してるかなー。